業務効率化

仕事でわからないことを打開するには検索力が必要です

悩める人

なんだか仕事がスムーズに進まないな・・・

インターネットでの検索が苦手だ・・・

どうすれば調べ物がうまくなるのかな・・・

このような悩みを持つ人は多くいると思います。

仕事などでわからないことがある場合皆さんはどうしているでしょうか。

中々人に聞くことができない環境だったりして解決が難しい場合もあると思います。

しかし感じた疑問をそのままにしておくと、後で同じ問題に直面したり、わからないままにしていた知識が必要だったりと後悔することも多いですよ。

必要な情報を必要なときに入手することが仕事をする上で極めて重要です。

ITエンジニアとして働く身としてはわからないことだらけです。

そんな私がこの問題を打開する考え方をまとめましたので、この記事を読んで仕事の効率を上げていきましょう!

本記事の内容
  1. 仕事でわからないことを打開するには検索力が必要です
  2. 検索力を高める検索テクニック【5選】

仕事でわからないことを打開するには検索力が必要

検索力という単語をご存知ですか?

広く知られている言葉ではないと思います。

検索力とは、インターネット検索などで正しい情報を検索する力のことを指します。

きんぎょ

検索力が高いとどのようなメリットがあるのでしょうか?

検索力を高めることによるメリット
  1. その①:必要な情報を素早く入手することができる
  2. その②:人に聞かなければわからないことがわかるようになる
  3. その③:スキルアップし周囲の評価が上がる
きんぎょ

一つ一つのメリットについてみていきます!

その①:必要な情報を素早く入手することができる

当たり前ですが一番重要なメリットです。

わからないことが発生したときに、解決が早いと業務を効率的に進めることができます。

検索力が低ければ一つ一つの障害を解決する時間が長くなってしまいます。

例えばITエンジニアが、今まで見たこともないエラーに遭遇したとします。

検索力が高ければGoogle検索画面で「開発言語(Pythonなど) エラーメッセージ」というように検索し、インターネット上に解決の糸口が転がっていないか探します。

また、社内の情報共有スペースやファイルサーバなどから情報を探します。

このように情報がなければ次というように多方面から検索をすることで情報が集まっていき、その情報から解決方法を考えます

検索力が高い人ほど色々な場所へ検索を行い、次々に問題を解決していきます。

その②:人に聞かなければわからないことがわかるようになる

検索力が高い人はあまり人に解決方法を聞きません。

なぜなら情報収集が早く正確なため、わからないことに直面しても自己解決してしまうからです。

まず、人にわからないことを聞く行為というのは、他人の仕事時間を奪ってしまう行為ということを知っておいたほうがいいです。

質問を受けた方の仕事が一時中断されてしまい効率が落ちてしまいます。

これはできれば避けたいですよね。

検索力が向上し自己解決できるようになれば他人の時間を奪わずに済みます。

きんぎょ

自分のためであり他人のためでもあります!

その③:スキルアップし周囲の評価が上がる

問題を自己解決できるというのは、自分の中の知識が増えていくということです。

そのスピードが上がると効率的に知識を定着させることができ、蓄積した前提知識でこれから直面する問題も解決できることが多いです。

このように業務をスムーズに処理できるようになると当然ながら周囲からの評価が上がります。

組織の中で必要な情報を素早く取り出せる、素早く問題を解決できるというのは、非常に価値のあることです。

きんぎょ

あなたの周囲で仕事ができるひとは検索力が高い人が多いのではないでしょうか?

検索力を高める検索テクニック【5選】

それでは実際検索力を向上させるためにはどのように意識すればいいでしょうか?

以下のようにまとめました。

検索力を高める検索テクニック
  1. その①:用語「とは」を利用する
  2. その②:知りたい操作を用語のあとに付け加える 例)【用語 操作】【用語 コツ】
  3. その③:検索結果を上から順番にタブでまとめて開く
  4. その④:サジェストを見て他の人がどのような用語で検索しているか確認する
  5. その⑤:完全一致検索、あいまい検索などのテクニックを知っておく

その①:用語「とは」を利用する

わからない用語が出てきたときに多用する検索ワードはこれです。

例えば「検索力 とは」で検索するとこのような結果がでてきます。

Googleはこのように用語を調べていると判断すると、簡単な用語解説を上位に表示します。

この機能を強調スペニットと呼びます。

基礎の基礎ですがこのように用語をスペースで区切ると複数用語で検索が可能です。

その②:知りたい操作を用語のあとに付け加える 例)用語 操作】【用語 コツ

【映画 チケット 購入方法】とか【検索 コツ】のように、調べたい単語と操作を組み合わせることが重要です。

例えば【映画 チケット】では検索結果が多すぎて目的の購入方法をピンポイントで探すことが難しいです。

しかし【購入方法】を付け加えることで検索結果を絞り込むことができます。

このようにいかに不要な検索ワードを排除し、行いたい操作を検索に含ませることが重要です。

きんぎょ

基本的なことですが意識するとグッと情報収集が早くなりますよ!

その③:検索結果を上から順番にタブでまとめて開く

検索したいワードで検索したあとに、検索結果が上からズラッと表示されますが、多くの人は次のように検索していると思います。

  • 検索結果の一番目のリンクをクリックする
  • リンク先のサイトを閲覧する
  • 検索結果の画面に戻って検索結果の二番目のリンクをクリックする ※以降繰り返し

この調べ方では効率がよくありません。

検索結果の表示画面でリンクをクリックするときに、Windowsなら【Ctrl + クリック】、Macなら【Command + クリック】で開くようにしましょう。

この操作はページをブラウザの別タブで開くという動作になります。

検索結果を表示した後一つ一つリンクを見ては戻ってとしていたら非効率的です。

検索結果画面で見たいリンクを一気にタブで開いて、見たら次のタブ、次のタブというようにしていくと効率が上がります。

きんぎょ

調べものがうまい人は無駄な動きがありません

その④:サジェストを見て他の人がどのような用語で検索しているか確認する

検索画面で調べたいワードを入力している途中に、検索窓の下になにやら出てきますよね?

これはサジェスト機能と呼びます。

サジェストとは一般的に【示唆する】【提案する】などの意味を持ちます。

検索しているワードに関連する検索候補をGoogleが提案しているのです。

このサジェストに表示される候補ですが、実際にこのワードで検索をした人がたくさんいるということになります。

つまり調べたいことに速くたどり着けるワードがサジェストにあるかもしれません。

サジェストを見てそのワードで世間がどんな悩みがあるか、どんなことを知りたいかということも、調べ物のヒントになりますよ。

きんぎょ

一見関係のないサジェストに見えても、調べたいことに繋がるヒントが隠れているかもしれません!

その⑤:完全一致検索、あいまい検索などのテクニックを知っておく

Googleで検索するときに、一般的には【ワード ワード】というように検索すると思いますが、実はいろいろな検索方法があります。

これらを使いこなすことで無駄な検索結果を除外して、効率よく情報収集できます

代表的な使い方をご紹介します!

Google検索テクニック集
  1. 完全一致検索 例:"商品名"
  2. あいまい検索 例:**による*のための政治
  3. 指定したワードを除外する 例:プログラミングスクール -広告
  4. OR検索 例:プログラミングスクール OR プログラミング教室

完全一致検索

通常通り検索するとそれに関連しているとGoogleが判断するサイトが検索結果として表示されます。

検索ワードをダブルコーテーション【"】で囲んで検索すると完全一致検索となります。

完全一致検索は指定したワードに完全に一致した記述があるサイトが検索対象になります。

商品名やサービス名を検索するときに活躍しそうです。

あいまい検索

ワイルドカード検索とも呼びます。

例:**による*のための政治のように、特定のワードを思い出せないような場合に補完して検索してくれます。

プログラマやシステムエンジニアなどのSQLの知識がある方であればピンとくる検索方法ではないでしょうか。

きんぎょ

SQLのSelect文などでワイルドカード検索はよく使用します!

例)SELECT * FROM user WHERE name LIKE "%山%";

指定したワードを除外する

ワードの後に【-ワード】と入力して検索すると、マイナス指定したワードが除外されて検索結果が表示されます。

〇〇というワードで検索したのに、△△という不要なワードが含まれるページが引っかかるといったような悩みに、こちらが活躍します。

OR検索

みなさんがいつも使う、【◯◯ △△】というスペースでワードを区切る検索方法はAND検索と呼びます。

【プログラミングスクール 東京 足立区】というワードで検索した場合、プログラミングスクールと東京と足立区を含むサイトを検索対象とします。

対してワードとワードの間にORと入力すると、◯◯もしくは△△を含むサイトを表示します。

【プログラミングスクール 東京 OR 大阪】と検索すると、プログラミングスクールのワードで東京もしくは大阪を含むサイトを表示します。

ANDは次々に絞り込みますが、ORは条件を広げる検索方法です。

きんぎょ

他にも検索方法はたくさんあるのですが、比較的よく利用する代表的なところを紹介しました!

まとめ

いかがでしょうか。

検索力を向上させることは以下のようにいいことづくめです。

検索力を高めることによるメリット
  1. その①:必要な情報を素早く入手することができる
  2. その②:人に聞かなければわからないことがわかるようになる
  3. その③:スキルアップし周囲の評価が上がる

仕事で行き詰まったときには検索力が高い人ほどうまく情報収集をし、速くスマートに問題を乗り越えることができます

この力はどの分野にも必要で、検索力の高い人は周りからの評価も上がります。

仕事がうまくいかないと悩んでいる方は、日頃の情報収集のやり方を見直してみてはいかがでしょうか。

  • この記事を書いた人

きんぎょ

零細SIerに就職したがプライム市場のベンチャーに転職した30代男性です。 一児の父となり、家事をしまくっています。 現在運用チームでサーバやインフラ周りに格闘しています。 趣味、資格など一部のカテゴリにハマらず自由に役立つ情報を発信していけたらと思います。

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