自己啓発

【具体例あり】スモールステップとは【人生を変えよう】

悩める人

叶えたい大きな夢があるけど、これまで挫折を繰り返して前に進めていない・・・

どうしたら挫折せずに夢に近づくことができるだろうか・・・

このように大きな目標を達成したいと思ったことはありませんか?

しかし、目標があまりにも大きすぎると、何をすればいいのか分からなくなったり、途中で挫折してしまうこともありますよね。

そこで今回は、スモールステップという考え方をご紹介します。

本記事の内容
  1. スモールステップとは
  2. スモールステップのメリット
  3. スモールステップの始め方と具体例

スモールステップとは

スモールステップとは、大きな目標を小さなステップに分解し、一つずつクリアしていく方法です。

まるで登山のように頂上まで一気に登るのではなく、無理なく登れるように道程を細かく区切って進んでいくイメージです。

このスモールステップという考え方は、アメリカの心理学者であるバラス・スキナー氏が提唱したプログラム学習の5つの原理の一つとして知られています。

プログラム学習とは、学習者を主体的に学習を進めるように設計された学習方法で、スモールステップは学習者を挫折させずに目標達成へと導くために重要な役割を果たします

スモールステップのメリット

スモールステップには、以下のようなメリットがあります。

  1. 達成感が得られる
  2. モチベーションが維持できる
  3. 挫折を防げる
  4. 習慣化しやすい

達成感が得られる

小さな目標を達成することで、成功体験を積み重ねることができます。これは、モチベーション維持や自信向上にもつながります。

初めから大きな目標を立てるとまずは何から手を付けたらいいかわからず、結局遠回りになってしまいがちです。

まさしくスモールステップは小さい歩幅で、小さい目標をどんどん達成しながら成功体験を積み重ねるということが狙いです。

モチベーションが維持できる

目標までの道のりが明確になることで、モチベーションを維持しやすくなります。

前述のとおり、大きな目標だと何から手を付ければいいのか分からず多くの方が尻込みしてしまうこともあります。

しかしスモールステップであれば、次しなくてはならないことがすぐに分かるので、迷うことなく行動に移すことができます

挫折を防げる

大きな目標に挑むと、壁にぶつかったり思うように結果が出なかったりして挫折してしまうことがあります。

しかしスモールステップであれば小さな失敗にとらわれずに、軌道修正しながら前に進むことができます

今の方法より成果の出やすい方法に気づくかもしれません。

習慣化しやすい

小さい目標をこなしていく作業は習慣化しやすいため継続しやすいです。

例えば「毎日10分英語を勉強する」という小さなステップであれば、忙しい毎日でも続けやすいと思います。

ものごとを習得するには継続が一番重要ですが、それが一番難しいです。

小さい目標を習慣化することで継続がしやすくなり、大きな目標が叶うまでの力となります。

きんぎょ

小さい目標を立てて継続的にこなしていくことがとても重要です!

それをサポートするのがスモールステップという考え方です!

スモールステップの始め方と具体例

スモールステップを実践するには、以下の3つのステップがあります。

  1. 目標を設定する
  2. ステップを分解する
  3. 行動に移す

目標を設定する

最初に最終的な目標を設定します。目標は、SMARTな目標であることが重要です。

SMARTとは、Specific(具体的)Measurable(測定可能)Achievable(達成可能)Relevant(関連性がある)Time-bound(期限がある)の頭文字を取ったものです。

目標設定においてSMARTな目標を設定することは非常に重要です。

なぜならSMARTな目標は達成可能性が高く、モチベーションを維持しやすいためです。

ここではそれぞれの要素を具体的に説明し、それぞれの要素を満たす目標設定の例をいくつかご紹介します。

Specific(具体的)

目標はできるだけ具体的に設定しましょう。漠然とした目標よりも、具体的な目標の方が、何をすればいいのか明確になり、達成しやすくなります。

Specificの例

  • 漠然とした目標: 英語力を向上させる
  • 具体的な目標: 3ヶ月後にTOEICのスコアを700点上げる

Measurable(測定可能)

目標は、測定可能な指標で設定しましょう。目標達成度を客観的に判断することで、モチベーションを維持しやすくなります。

Measurableの例

  • 測定可能な目標: 毎日1時間英語の勉強をする
  • 測定可能な目標: 毎週1冊の英語の本を読む

Achievable(達成可能)

目標は、達成可能なレベルに設定しましょう。あまりにも高い目標を設定してしまうと、挫折してしまう可能性があります。自分の能力や状況に合わせて、無理のない目標を設定しましょう。

Achievableの例

  • 達成可能な目標: 1ヶ月で10kgダイエットする
  • 達成可能な目標: 3ヶ月でランニング大会に出場する

Relevant(関連性がある)

目標は、自分にとって意味のあるもの、関連性のあるもの設定しましょう。興味のない目標や、自分が達成できないと思う目標を設定しても、モチベーションを維持することはできません。

Relevantの例

  • 関連性のある目標: 昇進するために必要な資格を取得する
  • 関連性のある目標: 海外旅行に行けるように貯金をする

Time-bound(期限がある)

目標には、期限を設定しましょう。期限があることで、目標達成に向けての意識が高まり、モチベーションを維持しやすくなります。

Time-boundの例

  • 期限付きの目標: 1年以内に転職する
  • 期限付きの目標: 半年後に新しい趣味を始める

SMARTな目標設定の例

具体的なSMARTな目標設定の例は次のようなものを考えました。

目標: 3ヶ月後にTOEICのスコアを700点上げる

  • 具体的な行動計画:
    • 毎日1時間英語の勉強をする
    • 毎週1冊の英語の本を読む
    • 2ヶ月後に模擬試験を受けて、現状の実力を把握する
    • 苦手分野を克服するために、集中して学習する
  • 期限: 3ヶ月後

このようにSMARTな目標を設定することで、目標達成の可能性を高め、モチベーションを維持しやすくなります。

きんぎょ

ぜひみなさんもSMARTな目標設定を意識してみましょう!

ステップを分解する

目標を達成するには、まず大きな目標を小さなステップに分解することが重要です。

まるで長い旅路を小さな一歩ずつ進んでいくように、大きな目標を小さなステップに分解することで、達成可能性を高め、モチベーションを維持しやすくなります。

ここでは、ステップを分解する方法について、詳しく説明していきます。

ステップ分解のポイント

ステップを分解する際には、以下のポイントを意識しましょう。

  • 小さなステップにする: 最初は、簡単に達成できる小さなステップから始めましょう。大きな目標をいきなり達成しようとすると、挫折してしまう可能性があります。
  • 具体的なステップにする: ステップは、具体的な行動に落とし込みましょう。具体的な行動にすることで、何から手を付ければいいのか明確になり、行動に移しやすくなります。
  • 達成可能なステップにする: ステップは、自分の能力や状況に合わせて、達成可能なレベルに設定しましょう。あまりにも難しいステップを設定してしまうと、モチベーションが下がってしまいます。
  • 順番を決める: ステップは、論理的な順番で決めましょう。前のステップを達成していないと、次のステップに進めないような順番にならないように注意しましょう。

ステップ分解の例

以下は、目標達成のためのステップ分解の例です。

目標: 3ヶ月後にTOEICのスコアを700点上げる

  1. 現状把握: 現在のTOEICのスコアを測定する
  2. 目標スコアまでのギャップ分析: 目標スコアと現状スコアの差を分析し、必要な学習量を把握する
  3. 学習計画の作成: 目標達成に必要な学習計画を作成する。具体的には、以下の内容を盛り込む。
    • 毎日どのくらいの時間を英語学習に費やすのか
    • どんな教材を使うのか
    • どんな学習方法を取り入れるのか
  4. 学習の実行: 学習計画に基づいて、英語学習を実行する。
  5. 定期的な復習: 学習内容を定期的に復習する。
  6. 模擬試験の受験: 目標達成度を確認するために、定期的に模擬試験を受験する
  7. 弱点克服: 模擬試験の結果を分析し、弱点分野を克服するための対策を講じる

このように、大きな目標を小さなステップに分解することで、達成可能性を高め、モチベーションを維持しやすくなります

ステップ分解のツール

ステップ分解には、様々なツールを活用することができます。

  • マインドマップ: マインドマップは、アイデアを整理したり、思考を可視化したりするのに役立ちます。ステップ分解にも活用することができます。
  • GTD(Getting Things Done): GTDは、タスク管理の方法論の一つです。ステップ分解したタスクを管理するのに役立ちます。
  • チェックリスト: チェックリストは、タスクをリスト形式で管理するのに役立ちます。ステップ分解したタスクを可視化し、進捗状況を管理するのに役立ちます。

自分に合ったツールを活用して、ステップ分解を効率的に進めましょう。

行動に移す

ステップを一つずつ実行していきます。行動に移す際には、具体的な行動計画を立てておくことが重要です。

どんなに素晴らしい計画を立てても、行動しなければ、目標は達成できません。

しかし、多くの人が行動に移すところで躓いてしまいます

そこで今回は、行動に移すための具体的な方法について説明していきます。

行動移行を阻むもの

行動移行を阻むものには、以下のようなものがあります。

  • モチベーションの低下: 目標に対するモチベーションが低下すると、行動に移すのが億劫になります。
  • 自信のなさ: 自分の能力に自信がないと、目標を達成できるかどうか不安になり、行動に移すのが躊躇されます。
  • 時間不足: 仕事や家事などで忙しく、目標達成のための時間がないと感じると、行動に移すのが難しくなります。
  • 完璧主義: 完璧にやらなければいけないというプレッシャーがあると、行動に移すのが怖くなってしまいます。

行動移行のコツ

行動移行を成功させるためには、以下のコツを意識しましょう。

  • 小さな目標から始める: 最初は、簡単に達成できる小さな目標から始めましょう。小さな目標を達成することで、自信がつき、モチベーションも高まります。
  • 具体的な行動計画を立てる: 何をいつまでにすればいいのか、具体的な行動計画を立てましょう。具体的な行動計画を立てることで、行動に移しやすくなります。
  • 完璧主義を捨てる: 完璧にやらなければいけないという完璧主義は捨てましょう。完璧を目指すと、行動に移すのが怖くなってしまいます。まずは行動することが大切です。
  • 周囲の人に協力してもらう: 目標達成に向けて、周囲の人に協力してもらうのも良いでしょう。周囲の人に協力してもらうことで、モチベーションを維持しやすくなります。
  • 自分を褒める: 目標を達成できたら、自分を褒めましょう。 自分を褒めることで、モチベーションを維持し、次の目標に向けて頑張ることができます。

行動移行を習慣化する

行動移行を習慣化するには、以下の方法が有効です。

  • 毎日同じ時間に同じ行動をする: 毎日同じ時間に同じ行動をすることで、習慣化しやすくなります。例えば、毎朝7時に30分間英語の勉強をする、というように決めてみましょう。
  • 習慣化アプリを使う: 習慣化アプリを使うことで、習慣化しやすくなります。習慣化アプリには、以下のような機能があります。
    • 目標を設定する
    • 毎日行動したことを記録する
    • 達成度を可視化する
  • 習慣化仲間を見つける: 習慣化仲間を見つけることで、モチベーションを維持しやすくなります。同じ目標に向かって頑張っている仲間がいると、自分も頑張ろうという気持ちになります。

まとめ

いかがでしょうか。大きな夢を叶えるためのスモールステップという方法がいかに優れた方法であるかご理解いただけたと思います。

スモールステップは、誰でも簡単に実践できる目標達成法です。

ぜひ、今日からスモールステップを実践して、夢を叶えてください!

  • この記事を書いた人

きんぎょ

零細SIerに就職したがプライム市場のベンチャーに転職した30代男性です。 一児の父となり、家事をしまくっています。 現在運用チームでサーバやインフラ周りに格闘しています。 趣味、資格など一部のカテゴリにハマらず自由に役立つ情報を発信していけたらと思います。

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