- 基本情報技術者試験を取れって言われるけどどんな試験かわからない・・・
- 未経験だけど独学で合格は可能なのかな・・・
- できるだけ勉強時間を短縮したいけど可能だろうか・・・
このような悩みは結構あると思います。私は基本情報技術者試験とその上位資格である応用情報技術者試験に合格しています。
基本情報技術者試験を独学で合格した私が、実際に行った基本情報技術者試験の勉強方法をご紹介します!
この記事を読むことで短期間での合格に一段と近づくと思いますので、是非参考にしてみてください!
本記事の内容- 基本情報技術者試験の概要
- 基本情報技術者試験に独学で合格できる理由【5つの理由】
- 基本情報技術者試験に独学で合格できる勉強法
基本情報技術者試験とは?
基本情報技術者試験とはどのような試験でしょうか。試験概要を簡単にまとめてみました。
概要は既に分かっているよという方は基本情報技術者試験を独学で合格できる理由【5つの理由】からどうぞ!
まずは、基本情報技術者試験の概要を下表にまとめてみました。
合格率 | 40.1% (令和3年度秋期) |
平均勉強時間 | 約3〜6ヶ月 |
受験日 | 4月〜7月(上期)、10月〜1月(下期) 詳しくは公式WEBサイトへ |
受験料 | \7,500- (税込) |
試験方式 | CBT方式 (PCを利用した試験方式) |
合格点 | 午前:60点/100点満点 午後:60点/100点満点 |
試験時間 | 午前:150分 午後:150分 |
出題数 | 午前:80問 午後:11問中5問を解答 |
出題形式 | 午前:四肢択一式 午後:多肢選択式 |
合格率ですが40%前後となっています。
CBT試験となる前は20〜25%前後の合格率でしたが現在は少し易しくなったようです。
CBT方式に移行したのは令和2年度からですので、まだ歴史が浅く合格率は変動する可能性があります!
また、基本情報技術者試験では受験対象を以下のように定義しています。
ITエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。しっかりとした基礎を身に付けることにより、その後の応用力の幅が格段に広がります。
基本情報技術者試験 情報処理推進機構
昔から基本情報技術者試験はITエンジニアの登竜門と言われており、これからこの業界に進む方向けの試験となります。
以上が簡単な概要となります。
2023年4月から基本情報技術者試験が新制度となり大きく変わります!詳細はこちらからどうぞ!
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【注目】2023年4月から基本情報技術者試験が新制度へ変わります!
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基本情報技術者試験に独学で合格できる理由【5つの理由】
私は独学で基本情報技術者試験もその上位資格の応用情報技術者試験も合格しました。
その経験から十分に独学で合格可能と思いました。
基本情報技術者試験を独学で合格できる理由【5つの理由】- その①:IT系国家資格の中でも初心者が学べるように問題が作られている
- その②:過去問題からそのまま引用されて出題されることがある
- その③:過去問題を解くことで出題傾向がわかる
- その④:分からない箇所でも情報が溢れているので詰みにくい
- その⑤:無料または格安で利用できるオンライン学習サイトで体系的に学習できる
この理由について一つ一つ見ていきます!
その①:IT系国家資格の中でも初心者が学べるように問題が作られている
基本情報技術者試験はIT系国家資格である情報処理技術者試験の中でレベル2に設定されています。
これはITを利用する全ての社会人に向けたITパスポート試験がレベル1の試験であり、基本情報技術者試験はその次のレベルになります。
またITエンジニアになろうとする多くの学生や若い社会人、いわゆる初心者向けの試験となるので、独学での合格は十分に可能です。
公式が発表しているこの画像ですが、基本情報技術者試験は基本的知識・技能を習得するための試験にカテゴライズされています。
このように基本情報技術者試験はIT初心者や学生が受ける試験です。
初心者が受けることを想定している試験で、独学で受からないような試験は普通はありませんよね?
後でご紹介する方法で学習を行えばさらに合格が近づきます!
その②:過去問題からそのまま引用されて出題されることがある
基本情報技術者試験は過去問題の流用があり、試験回によって変化がありますが約40%の割合で過去問題と同じ問題が出題されます。
基本情報技術者試験のような国家試験は合格率を一定に保ちたいと考えています。
なぜなら以下のケースのように不公平感が出てしまうことを回避したいからです。
去年の試験は合格率は高かったけど今回は難しかった・・・
去年受けていれば受かっていたのにな・・・
次受ける受験料がもったいないな・・・
また全く同じ試験ではないものの、以前出題された問題と似たような問題が出されることがあります。
これについてはその③に関連します。
その③:過去問題を解くことで出題傾向がわかる
過去問題は当たり前ですが過去に試験本番で出題された問題そのものです。
過去問題を繰り返し解くことで、「大体こんなことを聞かれるんだな」とか「この用語は過去に出題されたよね」とかある程度傾向が見えてきます。
例えばIPアドレスやサブネットマスクの計算などはよく出題される問題です。
このように同じパターンの問いが多いので、ある技術を学習し過去問題を繰り返し解くことで似たような問題が出題された場合に対応することができます。
過去問題の重要性が見えてきましたね!
その④:分からない箇所でも情報が溢れているので詰みにくい
過去問題を解いていてわからない用語や技術が必ず出てきます。
基本情報技術者試験は初心者が学習する基礎的な部分が多いので、インターネット上で検索をすると情報がすぐに出てきます。
また、基本情報技術者試験の教本も多く発売されています。
近くの書店でも販売していますし、Amazonや楽天などでもたくさんあります。
おすすめはこの辺ですね。キタミ式は実際に基本情報技術者試験を受けたときにお世話になりました。
イラストで初心者にも理解しやすいように工夫されています。
こちらも有名な栢木先生の基本情報技術者教室シリーズです。とにかく分かりやすいと評判で、Amazonでベストセラーとなっています。
一冊購入してわからない箇所については、インターネットで調べたり本で補完すると知識が定着しやすいです。
一冊は教科書的な書籍を持っておいた方がいいと思います!
その⑤:無料または格安で利用できるオンライン学習サイトで体系的に学習できる
学習を進めるにあたって、オンライン学習サイトを利用することも検討に入れた方がいいです。
基本情報技術者試験は以下のようなインターネット上の学習サイトが充実しており、利用しない選択肢はありません。
おすすめのオンライン学習サイトこれらのサイトは優秀なものばかりです。
基本情報技術者過去問道場
基本情報技術者過去問道場は、管理人様が過去問題をテキストからシステムに問題を全てデータベースに登録し、問題の解説までしてくれている大変素晴らしいサイトです。
そして過去問題をランダムに出題したり、カテゴリごとに出題したり、過去間違えた問題を復習したりと無料ながら機能が豊富すぎて神です。
管理人様のTwitterでは以下のような発信がありました。
無料で全てを公開してサービスとして成立させ、解説まで行うというすごい方です。
オンライン資格講座【スタディング】
オンラインで学習できるものの中にはオンライン資格講座【スタディング】のような、体系的に学習できるものもあります。
独学だけれども学習の方向性を示してほしい、先導してほしいという方にはこちらが最適です。
公式サイトでは実際にスタディングを受講し、見事合格した方のインタビューがあります。スタディングの講座がどのようにして役立ったか詳しく解説していますのでご覧ください。
動画コンテンツでスマホでの学習もできますし、通勤通学などのスキマ時間で少しずつでも進めていけるということも高評価です!
私自身も試してみたのですが、初心者にわかりやすいような説明と、問題を繰り返し解くことで知識として定着していくという感覚を体感しました!
基本情報技術者試験合格コースでは基本講座を見て知識を蓄えていくインプット学習、問題集を繰り返し解くアウトプット学習を反復することを推奨しています。
知識のインプットとアウトプットをバランスよく行うことが合格への近道です!
オンライン資格講座スタディングの特徴などはこちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください!
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「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典
こちらのサイトは、IT関連の用語を1万件以上解説しているサイトです。
特徴としては、IT用語は完璧に解説すると難しい部分も出てきてしまうため、表面的な部分をわかりやすく解説してくれているという、初心者に大変優しいサイトです。
用語がわからなくて他の解説を調べたけど、このサイトの解説であれば理解できたということがありました。
それくらいIT用語に対して簡潔に説明してくれているのが、その名の通り「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典です。
困った時に重宝します。
基本情報技術者試験に独学で合格できる勉強法
以上を踏まえて学習計画を立てましょう。
合格へのスケジュール- STEP1:基本情報技術者試験の申し込みをする
- STEP2:オンライン学習サイトの学習準備をする
- STEP3:インプットとアウトプットのバランスを考えながら学習を進める
- STEP4:オンライン資格講座【スタディング】の直前対策模試を解く
- STEP5:試験本番に臨む
各ステップごとのポイントをまとめました。
STEP1:基本情報技術者試験試験の申し込みをする
初めのステップですがいきなり試験申し込みをしてしまいましょう。
学習を終えてから申し込みをすることと、申し込みをしてから学習を進めることは、モチベーションが全く違ってきます。
人間自分に甘い生き物ですから、学習のゴール地点である試験本番の日を決定することで背水の陣となり、学習効率が上がると考えます。
STEP2:オンライン学習サイトの学習準備をする
基本情報技術者過去問道場にはログイン機能がありユーザ登録を行うことで回答の履歴を残すことができます。
間違えた問題の復習に使ったり、苦手な分野を把握したりと活用しない手はありませんので、迷わず登録しましょう。
そして、オンライン資格講座【スタディング】の準備を進めましょう。
スタディングは今資格取得のオンライン学習サイトの中でも話題となっているサイトです。
スタディングが選ばれる理由- 通勤通学でのスキマ時間で学習を進めることができる
- 低価格を実現し登録会員数14万人を超えるなど急成長中
- 脳科学に基づき暗記を補助する便利なツールや記憶が消えないうちに定着を促進する問題練習機能も充実している
このように実績があるオンライン学習サイトとなっていますので、こちらも活用しない手はありません。
短期間で合格したいなら尚更活用しない手はありません!
STEP3:インプットとアウトプットのバランスを考えながら学習を進める
それでは具体的な学習方法を解説しますが、予め言っておきたいのが圧倒的に午後問題の方が難しいということです。
午前問題ももちろん対策しておく必要がありますが、重点的に学習するのは午後問題です。これを念頭に入れておいてください。
午前問題の学習の進め方
午前問題については基本情報技術者過去問道場で過去問題を解きまくって頭に叩き込みます。
過去問題の出題割合については今後変わってくる可能性がありますが、大体4割程度は流用されているようです。
これは過去問題をしっかり解いておけば、残り2割の新規問題に正解するだけで午前問題を突破できます。
過去問題を解く中で間違えた問題については、インターネットで用語を調べたり、購入した書籍を活用したり理解する努力をしましょう。
用語を一発で覚えようとしてもしなくてもいいです!
繰り返し同じ用語に触れることで自然に覚えていきます!
私も久しぶりに過去問道場にログインして網羅率を確認したところ、40.7%ともう少し解いておけば楽に合格できたかもと反省しています。
午前問題をある程度解けるようになってきたら早めに切り上げて、鬼門である午後問題に進みましょう。
午後問題の学習の進め方
午後問題の重要性や得点アップのコツについては、別の記事でもまとめていますので是非こちらもご覧ください。
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知識の定着にはインプットとアウトプットのバランスが重要です。
インプットにはオンライン資格講座【スタディング】を活用することをオススメします。
まずは動画やテキストで知識を頭に入れていき、合わせて問題集を解きます。カリキュラム通りに行えば順調に知識として定着していくと思います。
スタディングのいいところはスキマ時間を活用してスマホからでも学習ができることです!
移動やちょっとした空き時間を活用できます!
アウトプットですが午後問題についても過去問題を解くことが重要です。
午前問題のように過去問題がそのまま出題されることはありませんが傾向は掴むことができます。
午後問題の過去問題も基本情報技術者過去問道場を活用します。午後問題版もあります。
私が受けたときには過去問道場に午後版がありませんでしたので、iPadに過去問題を取り込んでPDFに書き込んで勉強していました!
また午後問題は11問中5問を選択する必要があり、どの問題を選択するかが非常に重要です。
過去問題を解く中でネットワークが得意ならネットワークを選択する、データベースが得意ならデータベースを選択するなど、得意分野を見つけておきましょう。
試験回によって分野によって難易度が違うので、全ての選択問題に慣れておくのが一番良いです。
しかし時間も限られているので、当日選択する分野は予め決めておいた方がいいと思います!
また、午後問題の演習を行うときには、1問につき30分の時間制限を必ず守って解いてください。
午後問題はとにかく時間がありません。時間に追われる感覚に慣れておきましょう。
過去問題を解いたら採点を行い、間違えたところがなぜそうなるのかを納得いくまで徹底的に検証してください。
以上を繰り返すことで着実に午後試験の得点力を上げることができます!
STEP4:オンライン資格講座【スタディング】の直前対策模試を解く
試験直前になったらオンライン資格講座【スタディング】の直前対策模試を解きましょう。
基本情報技術者試験の本番はCBT方式で行われます。
時間制限もあるので、問題の出題のされ方や回答の方法を知っておかないと時間がもったいないです。
この直前対策模試では本番に限りなく近い状態で受けることができます。
日頃の学習が無駄にならないようにこのような模擬試験を受けることは重要です!
STEP5:試験本番に臨む
日頃の成果を出せるように前日はしっかり休養しましょう。
あとは自分の力を出し切って合格するのみです!
基本情報技術者試験に独学で合格できる理由と勉強方法のまとめ
このように決められたカリキュラムを学習し、過去問題を繰り返し解くことで独学での合格は十分に可能です!
基本情報技術者試験は昔から知名度も高い人気資格ですし、これからIT業界に入る人に必要な広いIT基礎知識を身に付けるのに最適な試験です。
是非基本情報技術者過去問道場やオンライン資格講座【スタディング】に登録していただき、合格を掴み取ってください!
基本情報技術者試験の午後試験に特化してまとめた記事と、基本情報技術者試験の重要性についてはこちら!
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